近藤真弥

ドリームの近藤真弥のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
3.8
メインキャラの3人は、差別や偏見も笑い話にしてしまうので、全体的には軽快なノリが際立つ。もちろん、耐えきれない想いを爆発させるシーンが随所で見られるなど、いま以上に差別や偏見が蔓延っていた社会で生きることの辛さも描いている。“アメリカ凄い!”という映画に見せかけて、その凄さはさまざまな差別や偏見のうえで成り立っていたんですよと言ってるような見せ方は、けっこう痛烈だと感じました。
近藤真弥

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