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ドリームのbaronのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.0
1960年代の人種差別が色濃く映し出させる今作は、それ以上に差別に負けない女性の強さを描いている。トイレやコーヒー、本、バスの座席…すべてのものが白人専用と非白人専用で分けられていた時代に、誰も成し得たことのない道無き道を切り開いた3人の女性たち。「やったことがないならやってやろうじゃないか!」とでも言うような夢を諦めない気持ちに胸が熱くなる。泣けるシーンが何度もあるので、その度にポロポロ泣いちゃったよ…。決して暗い映画ではなく、明日へのエールを送ってくれるような映画なのでお仕事にお疲れの人は、気分転換にいかがでしょう、おすすめ。(でも邦題やビュジュアルジャケットがダサくてとても残念。内容が素晴らしいものだけにもったいない)
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