Hidden Figures
隠された人物たち。
まさに原題の意味がしっくりくる映画でした。良かったです!!!
差別が色濃く存在し、アメリカとソ連が冷戦状態で宇宙開発競争を行なっていた時代。生きづらい人々がたくさん存在したそんな社会で活躍した3人の黒人女性のお話。
展開はアメリカン・ドリーム!!って感じだけどそれはたやすい夢ではなくて、人種差別や男尊女卑の歴史を塗り替えた本当に強い女の人たちの格好良すぎる人生が描かれている。
それぞれ3人の黒人女性が様々な形でNASAで活躍し、天才的な実力と直向きな努力で世間に認められていく姿が本当に眩しい。
音楽もとってもよかった!!これもサントラ欲しくなるやつです。
人種差別を訴える姿も、暴力的ではなく、静かに、それでいて熱く、本当にこの時代の背景を改めて知ったような気がしました。
歴史に名を残すということはとても凄いことなのだけど、その中でも、これだけの状況の中で名を残した彼女たちの勇気と強さと美しさに感動しました。
思わずラストのシーンは映画と一体となって拍手しちゃうよね。感極まった。
It's equal rights, I have the right to see fine in every color.
こんな当たり前のことが、わからなくなっちゃうんだから、人ってこわいよね。平和で平等って簡単で難しい。