ぴょん吉

ドリームのぴょん吉のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.5
人種差別というハードなテーマをさらりと明るく、それでいてグサリと描いた秀作だった。観終わった後スタンディングオベーション送ってしまった(心で)
ケビンコスナーが久しぶりにカッコイイ役だった。そもそも平等主義というわけではなくただ能力のある者、効率の無駄を省く姿勢=正当に人を評価する上司として描かれていて素晴らしかった。「前例になるしかないのです」というセリフは働く黒人女性として道を切り開いた彼女達の決意とひた向きさをあらわす名台詞として心にずっと残る