ちょうど1年前の今頃、ニューヨークへと向かう機内の中で観たと記憶している。
時は1960年代初頭。
米国NASAの窓際部署 計算係で働く、
ある黒人女性の活躍を描いた実話に基づくストーリー。
黒人差別が根強く残っていることに加え、女性が男性と同様にバリバリ働くことがまだ珍しい時代。
それでも主人公・キャサリンはシングルマザーとして子どもたちを抱えながら、
その優れた計算能力で周囲の同僚、白人男性たちをあっと驚かせていく。
けれどその過程は決して容易いものではなく、
幾多もの悔しさ、悲しさに耐えながら
ひたむきに計算を続けるキャサリンに胸打たれた。
特に女性にオススメしたい映画。