このレビューはネタバレを含みます
これはジェニファーローレンス演じるドミニカによる執念滲む壮大な復讐劇。
第4学校が異様で一気に引き込まれた。ハニートラップのプロは娼婦と何が違うのかという視聴者の疑問に対しても登場人物たちの会話や講義により解消。
人間の欲望はパズル、ね。
最後見事に嵌められた叔父さん。『人の一歩先を見る。本質を見抜ける』というドミニカへの言葉を自らの失脚により証明してしまう皮肉。
ドミニカがどちらの味方なのか視聴者と駆け引きしつつ伏線を散りばめており、なかなかの映画だと思いました。
願わくば、ジェニファーローレンスの演技にもっと人間味が欲しかった。セクシー路線に振り切ったのかな。
ハニートラップのプロによる無双のお話だと勝手に予想していたけどちょっと違った。極めて理不尽な出来事によりやむを得ず国家に支えるハニートラップになったドミニカが這い上がって行く泥臭いストーリーでした。