こさむ

レッド・スパローのこさむのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台はロシア。
脚の複雑骨折によってバレリーナの道を絶たれたドミニカ。
自分を裏切った交際相手と職場の女を殺しかけるが、その証拠を諜報機関員である叔父に握られてしまう。
ドミニカは叔父の仕事(暗殺)に加担させられたうえ、国に口封じされるか、訓練を受けて国に仕えるスパイになるか、選択を迫られる。
望まぬ仕事をすることになったドミニカ。
祖国のスパイとしてアメリカに潜り込むが、アメリカ側からもスパイとして働くことを持ちかけられる。
騙し合いの応酬。

スパイ養成所のエロマンガみたいな訓練と、皮剥ぎピーラーが印象的。
ドミニカは最終的に、自分をスパイの道に引きずりこんだ叔父をアメリカのモグラに仕立てあげる。
復讐を遂げつつ本当のモグラを守ったドミニカ。

最後まで観れば面白いとは思えたけど地味で長い。
ドミニカがどちら側なのか終盤まで分からず、それがちょっと居心地悪く感じてあまり好みではなかった。

ロシア側の人間ほぼみんな狂ってるけどスパイ養成所のおばさんに関しては、標的の性癖を利用するけど否定はしない所がなんか良いなと思った。
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