しょうや

レッド・スパローのしょうやのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
4.3
銃を撃ちまくり殴り蹴りに大爆発なこのご時世。ドロドロな重厚サスペンス映画が日本上陸。スパイ映画となると007やアトミック・ブロンドが近年では例として挙げられる。どれも銃の打ち合いにテンポのよい進み方、非常に観やすい。今作は一つ一つがずっしりと、過激に濃密それでいて退屈しない。多々の過激な暴力拷問、激しい性愛描写、生々しく痛々しいのになぜか魅入られる。上映時間約2時間30分があっという間であった。ジェニファーローレンス、今回も怪演であった。今作が1番体を張って演技していたと言っても過言ではない。夢を捨て国に尽くす赤き雀”レッドスパロー”となった彼女の姿、IMAXかなり映えていた。数々のハニートラップ、手汗握る緊迫感がたまらなかった。こういう作品もっと観たい。
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