続編作ってくれ…
エンドロール後に思ったのはただそれだけでした。邦画の実写化作品を観てこんなこと思ったのは初めてかもしれない。
それくらい1つの映画としても、漫画の実写化作品としても上手く纏まっていました。
この監督については実写GANTZで大変失望させられたのでイマイチ良い印象がなかったのですが、｢いぬやしき｣やらなんやらで最近うなぎ登りの評判になってきたので一皮むけたのかな、と確信して今回映画館に赴きました。
素晴らしかった。原作未見の人はおろか、原作を熟知している人をも満足させる殺陣と脚本で爆走してくれました。CGと殺陣がここまで上手に融合している邦画がこれまであったでしょうか。特に殺陣は、俳優とスタッフの手抜きなんて一切ねえぜ、って心尽くしがストレートに伝わってきました。
100分強の尺で原作の死神代行篇をほぼやってのけるというウルトラCも凄い。こんな見事にまとまった脚本の出来を感じたのはオッド・トーマス(奇しくも霊が見える主人公がこっちも活躍する！)以来でしょうか。
あとはキャスティングと衣装も見事でした。虚も含めてキャラを上手く実写に落とし込んでいて感動した。邦画のレベル爆上がりしてますやん！
特に死覇装が全くコスプレに見えないのが凄かった。美術が非常にレベルの高い仕事をしています。
とにかく是非このまま尸魂界篇をやってくれ！
ただそれだけです。
