田村

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディションの田村のレビュー・感想・評価

3.7
ただのヒーローバトル映画としては面白いし各キャラクターも良かったが、全体的な脚本のクオリティには疑問が残る。展開は多いのに一言でも説明のほしい部分が説明されない不親切な部分が多い。

“人々を守る”ヒーローとしてのスーパーマンと、“悪者を倒す”ヒーローとしてのバットマンが対比的に描かれていて、お互いにお互いを「こいつはヤバい」と思ってるのが良かった。

クリプトン人にだけ効く鉱物が落ちてるの都合良すぎない?

他作品への布石が敷かれていたが、ワンダーウーマン?に彼らのことをメールで送ってたのも急過ぎて謎。

DC作品によく思うけど展開が多い。スーパーマンの悪評、バットマンとの対決、お母さんの危機と思ったら急にクリプトンの怪物。

そもそも何でバットマンと戦ってる?「あいつはヤバい、だから殺す」ってスーパーヒーローと戦うにしては動機弱過ぎない?ルーサーが何したかったのかもよく分からんし、脚本もっと綺麗にまとめられなかったんだろうか。

スーパーマンの正体ことはまだしも、バットマンやクリプトンの船の操作、怪物まで生み出せてしまうルーサー何者なんだ。

結局最期までスーパーマンは救世主的な扱いでジャスティスの始まりに繋がったけど、何かそれもちょっとうーんという感じ。

あと国民がアホすぎる。確かにスーパーマンは物壊しすぎなんだけど、助けられておいてそれが嫌なら勝手に死んどけばいいんじゃないか?と思う。

エイミー・アダムスのシャワーシーンがなかったらもっと低かったです。
田村

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