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GODZILLA 怪獣惑星のj3livingのレビュー・感想・評価

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)
4.0
ゴジラの造形や特性のみをこれまでに則りつつ全く新しい設定で描いたフルCGアニメーション映画。
僕の大好きなシドニアの騎士やBLAME!のポリゴン・ピクチュアズ、そして瀬下寛之監督の作品です。

主要キャストが割といつもの顔ぶれだったりウーンなところもちょびっとありますが概ね満足です。
おそらく意識はしてないだろうけどジョジョ声優多いな・・・。

とにかく初代のゴジラやシン・ゴジラを彷彿させる、とにかく恐ろしい、破壊の限りを尽くすゴジラで憎たらしいです。
怪獣惑星っていうから宇宙の旅の果て辿り着いた星がゴジラが支配する星だった、みたいな話かと思ったら、なんと怪獣惑星とは地球のことでした。そこがまずショック。

20世紀の終わり、何処からともなく現れた怪獣たち。特に後期に現れたゴジラによって地球は破壊し尽くされて宇宙に逃げざるを得なくなった人類が、20年彷徨ってまともに人が住める星にたどり着けず、資源や食料や水も底をついてしまったので地球に帰還せざるを得なくなった。
地球時間で1万年(実は2万年近く)経過していた地球に、調査の結果今だにゴジラらしき存在を確認。まずは600名、ハルオ・サカキ大尉含むゴジラ討伐隊として地球に降り立つが・・・。

前半は宇宙SF、後半は怪獣映画になります。

どうでもいい話ですが、主人公の名前が若干かっこ悪いハルオ(全国のハルオさんゴメンナサイ)っていうのがお気に入りです。シドニアの騎士の岐神海苔夫の影響かと。
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