GODZILLA 怪獣惑星のABKY0303のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ映画の中ではだいぶ雰囲気が違った作品で新鮮だった。
先の読めない展開と終始流れる絶望と神話のような神秘的な雰囲気。
声優さん達もすごく豪華でセリフの一つ一つに説得力というかリアルさがあって、物語の中に惹き込まれた。
何より、GODZILLAの圧倒的な存在感と恐怖が凄かった。
今までのGODZILLAは最後には諦めて海に帰っていくとか、何とか動きを沈めて終わるって言うのが多かったけど、今回はGODZILLAの個体を何とか1つ倒せたと思ったら、本家は地底で2万年近くの間ずっと成長していて、22年前よりも遥かに巨大になって人類の前に現れたところで終わるって絶望感がとても良かった。
あと、アニメーションだからかGODZILLAの表情がなんとも言えなかった。
人間を見下しているような落ち着いて監視しているような表情が新鮮で、GODZILLAにも感情移入出来てしまうんじゃないかという感じだった。
残りの2部、3部も見たいなと思った作品だった。