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愛の世界 山猫とみの話のktyのレビュー・感想・評価

愛の世界 山猫とみの話(1943年製作の映画)
3.5
不良少女役高峰秀子の更生を描いた戦中の教育映画。脚本の黒川慎は若き日の黒澤明、助監督、市川昆。1943年93分。

戦中の街並みの看板に「戦い抜こう大東亜戦争」とか本屋の「我が闘争」の大看板が映った。世相が今と全然異なる。

修身を子供達が唱える場面を見て、父が戦後まもない頃、学校で教科書を黒塗りさせられた話を思い出した。皇国史観に基づく修身はGHQにより廃止になったから。

物語は超素朴。高峰秀子はつぶらな瞳で不良少女に見えない😅

信州の自然や戦中の日常の風景が貴重😊

当時のモノクロフィルムの画像ノイズも新鮮

日本映画専門チャンネル 蔵出し名画座 録画
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