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アワ・ラテン・シングのokimeeのレビュー・感想・評価

アワ・ラテン・シング(1972年製作の映画)
4.0
ピーターバラカンのMusic Film Festivalにて。
簡単なガイダンスが配られる。ご本人もいらっしゃってた。
..16mmのリマスターで、字幕なし
解説が必要だ。
うつらうつらしてしまったが、滅多に見れないということで高得点つけておきます。

でも終始ラテンミュージックでご機嫌にはなる。やはり豪華。
ファニアというレコード会社のプロモーション目的のセミドキュメント。

サルサが新興音楽ということも、ニューヨークで生まれたということも知らなかった!!


「誰も席を立たない。。」と思ったら、トークショーつきだった。。

サルサ:
言葉としては60年代に出てきた。
由来としては、それまでのキューバのポピュラーミュージック マンボ に、ニューヨーク的な都会的なものを入れて、(パンチ(サルサソース)を効かせて)サルサ!となった。
キューバ系音楽とプエルトリコ系音楽があわさってニューヨークで生まれたのがサルサ

途中のかき氷屋も、演出。(買いに来た男の子は関係者の息子)

ニューヨークのラテン系コミュニティ・黒人コミュニティや、終盤のサンテリア(キューバの黒人の宗教)の儀式(正装のような格好踊っているシーン)なども撮影できるということはあの時代(1972年頃)通常考えられない(普通は許されない。信頼関係のおかげ)

この時代のサルサは逆三角。(楽器や声が多く上物が多く、不安定で揺れているが決して崩れない)=音楽的に「とんがっている」
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