キューバのみなさん、こんにちはのOmizuのレビュー・感想・評価

フィデル・カストロによるキューバ革命のあと設立されたキューバ映画芸術産業研究所(ICAIC)によって招聘されたアニエス・ヴァルダによってつくられた短編。

様々な文化が入り交じるキューバの空気と熱気を1800枚もの写真によるモンタージュによって表現している。

あくまで革命後のキューバの「いいところ」だけを切り取った作品であり、その背景を知る必要があるが、作品としてはとても優れている。

編集のテンポが本当に素晴らしく、ヴァルダのセンスがこれでもかと発揮されている。観ていて飽きない。