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Branching Paths(原題)
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『Branching Paths(原題)』に投稿された感想・評価

日本のインディーズ・同人ゲーム界隈を追ったドキュメンタリー映画。東方のZUNさんやDownwellの製作者さん等が各々のスタンスを吐露していて、感化される部分も多々あった。やる気が沸いてくるのでそういうのを求める方にもおすすめ。
Sato
4.5
インディーゲームを取り上げた作品だと『Indie Game: The Movie』が有名だけれど、こちらは日本に絞って、なおかつ開発者個人というよりもコミュニティであるとか、インディー業界の現状と今後であるとか、もっと俯瞰的に扱っている。『GameLoading: Rise of the Indies』の日本版といった所か。若くしてチャレンジする人、大手を辞めて挑戦する人、インディー業界を盛り上げようとする人、立ち位置は様々でも、「作りたいと思うものを作る」という情熱は共通。インディーゲーム開発者・志望者にはたまらない内容だろう。

面白かったのが、コミュニティの大切さ、開発者同士の交流の重要さを強調していること。『Indie Game: The Movie』では自身の内面を表現し、世界とつながるためのツールとしてゲーム開発をしていた。このモチベーションは大切なんだけど、クリエイター気質だけでは食べていけない。そもそも日本にはインディーを応援するという土壌がほとんどなく、同人に留まってしまっている。全てはこれからだけれど、もしその道を選ぶのであれば、殻を破るのは必須のようだ。

開発者の中で際立っていたのが稲船敬二さんと五十嵐孝司さん。明らかに格も、クラウドファンディングで集めた額も違う。大手でヒット作を生み出してきただけはある。ただ、もともと業界では知られた存在であり、人脈も開発ノウハウも豊富なはず。五十嵐さんが言う通り、インディーというよりビックインディーの方がしっくりくる。海外でよくある、有名ゲームの開発者が独立してスタジオを設立した、といった辺りか。今後どうなるか注目はしてるけど、日本のインディー業界を占う試金石とは違う。映画を観た限りでは、まだ今後を占える段階ではないという印象で、もっと盛り上がって欲しいと思う。

ちなみに『Indie Game: The Movie』が公開されたのは2012年。取り上げられた作品は『Braid』、『Super Meat Boy』、『FEZ』と傑作揃い。一方、当時日本ではBitSummitも開催されていない。文化的な違いはあるが、差は歴然。現状でも海外に比べると盛り上がりに欠けている。自分は『Braid』を経験して、インディーゲームに対する見方が変わった。何か起爆剤となる作品が出てくれば、一気に化ける可能性もあるのでは、と期待したい。
この作品のTeaserが非常に素晴らしいので是非こちらからご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=eoJsBXgrIvc

インディゲームについての映画といえば、カナダ人監督によって撮られたIndie Game: The Movieを思い浮かべる方がほとんだと思いますが、そっちではありません。

Branching Pathsは、日本において沸き起ころうとしていた(している)インディゲームのムーブメントを撮影したドキュメンタリー作品。撮影期間が2年以上にも及んだということで、コンテンツのみならず登場人物の数も多く、ゲームデベロッパーのみならず、コミュニティーを盛り上げようとする様々な背景を持った人々が登場しています。

前出のIndie Game: The Movieは、大手パブリッシャーに所属せずとも、個人のゲームで経済的な成功を収めるスター的な存在であるクリエイターの例が3ケース紹介され、インディーゲームを作る人全てに夢と希望を与える作品でしたが、本作品は対照的で、そういったスター的な人物が一切出てきません。

それが意図的にそう描かれたのものなのか、単純に(当時の)日本のインディ―界にまだそういった経済的にインパクトを与えるような人物が存在していなかったためなのかはわかりませんが、作品全体をみても、経済的な成功が彼らの求めるものとして描かれおらず、どちらかというと自己実現に焦点をあてた作品となっており、より多くの人が共感できる作品になっているんじゃないかと思います。

今回、撮影にあたったチームは本作品が初の長編作品だったこともあり、制作に四苦八苦しているのが垣間見えましたが、そういった部分を愛おしく思えるほどの素敵な作品!登場する人物やコミュニティが美しく描かれた愛に溢れた作品でした。日本で何かを作ろうとしている全ての人に見てほしい作品です。

音楽も素晴らしい!パチパチ!