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否定と肯定のdrawのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.9
アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件の映画化。
◇ ホロコースト学者のリップシュタットは否定論者アーヴィングに訴えられてしまう…

☑︎イギリス法廷ドラマ
☑︎何故国間の意見の違いが起こるのか
☑︎レイチェル・ワイズだったらなんでも
☑︎ホロコースト関連
☑︎実話モノ

《意見の相違という普遍性あり!》
おー😳
映画としては面白みに欠けるが、やってる事は興味深すぎた!

ほんと申し訳ないほど例え話にならないけど「車に轢かれた自分が、自分を轢いたドライバーから訴えられた🤕」ぐらいとても不合理に思える感覚。(全然そんな内容ではないです💦)

こういう事があったらしい?レベルではなく、様々な証拠とともに世界で事実として認知されてるナチスホロコースト。
そこに難癖をつけ否定する者。
わざわざイギリスで訴える意味。
主人公の性格と反する弁護士軍団の考え方など。
とても興味深い事実😏

フェイクニュースでも信じる者は一定数いる。
それを巧妙に利用する者もいる。
国単位になるとそれは無視できない。

「否定者が信頼性の無い話を繰り返せるというのは、真実がフィクションよりもはるかに脆く、理性だけではそれを守れないことを示唆している」
by デボラ・E・リップシュタット


⚠️殴り書き
アメリカと違い、イギリスの司法制度は、訴えられた側に“立証責任”がある。法廷でのカツラwww
ホロコーストの有無は論争の対象にはなり得ないのに、討論に応じれば対立する二つの主張があり、否定論者がその一方の立場であるように認知されてしまうというデボラの考え方。
処刑装置専門家を自称するロイヒターは、否定論者によってアウシュヴィッツに送り込まれ、不正な手段で建造物から毒物採取を行い、科学的な検証によってガス室は殺人装置として機能できないことを証明したと主張した。アーヴィングはこのロイヒター報告書と出会うことで確信を持ち、否定論を前面に押し出すようになった。
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