drawさんの映画レビュー・感想・評価

draw

draw

ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

◯藤本タツキの読み切り漫画をアニメ化。

《没頭度80%再見期待70%》
2024年この作品で年越し。
図らずもエンドロールを観終わった瞬間、2025年の0:00だった。
そして同じ日にもう一度観てし
>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

-

◯1969年、妻S•テート殺害事件の影響が『マクベス』と同じく今作にも強く影響していると言われるR•ポランスキーの代表作。
現時点のAFI’s 100 Moviesにも入る。
☑︎資本は権力
☑︎時代
>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

2.8

◯「いじめをテーマにしたストーリーを作りたい」カルロタ・ペレダ監督。
☑︎とことん"リ"アクションガール
☑︎逃れられない決断

《没頭度60%再見期待50%》
「私はいつも間違う!」
この言葉はグッ
>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.3

◯イヴリン•パイパーの同盟小説が原作。
☑︎登場人物の生い立ちの方が気になる
☑︎まんまとミスリード

《没頭度70%再見期待60%》
見事に監督の意図にハマってしまった。
「なんと⁉︎」と意表をつか
>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.8

◯リドリーが自ら監督作の続編を手がけるのは、『エイリアン』に続いて2回目。
「残念ながら、人間は歴史から何も学んでいない。だが、そこを強調しているわけでもない。ただ歴史が好きなだけだよ」
☑︎リメイク
>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

◯「誤ったローマ時代の知識を与える」との批判を受けるも、「史実で不明瞭な部分は想像で補ってもよい」というスタンスで貫くR•スコットの大ヒット作。
☑︎ローマ黄金期、五賢帝最後の時代

《没頭度90%再
>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.5

◯今作で女性初のアカデミー賞監督賞を受賞したK・ビグロー。
リアリティを際立させるために、J・レナーなど当時比較的無名の若手俳優を選出。
☑︎レアな戦場お仕事ムービー
☑︎36.3kのスーツを着て戦う
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

◯多くのイギリス人が神話の様に聞かされる"ダンケルクの戦い"
ノーラン監督も例外なく、いつかこの物語を映像化できる機会を待っていた。
☑︎1時間(空)1日(海)1週間(陸)
☑︎後の戦況を大きく左右し
>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

◯今作で主演男優賞を獲得したG・オールドマンの特殊メイクを手がけ、日本人ではじめてアカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘。
☑︎『ダンケルク』でも使われた議会演説
☑︎失敗から学び
>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

◯米農家兼映画監督という異例の肩書きを持つ安田淳一監督。自主制作という中で自己資金を投入し、一時期は監督の通帳残高が7000円。1館から全国へ拡大する。
☑︎ラストサムライ笑、出演叶わずの福本清三
>>続きを読む

サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

3.8

◯2018年に完成されていた本作はディズニーの20世紀フォックス買収によりお蔵入りとなり、5年を経てAngel Studiosから配給。
海外ではモデルとなった人物と組織が法的・倫理的に問題があるとい
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

◯ 『かぞくへ』春本雄二郎監督の長編第二作目。
「脚本を書き終わったとき、正直、由宇子を演じることのできる俳優は日本にいないと思ったんです」
☑︎真実か自分か
☑︎情報凶器、研ぐマスコミ

《没頭度8
>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

◯ヨーロッパ企画制作によるオリジナル長編映画第2弾。
☑︎"また2分"映画

《没頭度80%再見期待50%》
前作『ドロステのはてで僕ら』より好み。
行ってみたくなるようなロケーションの良さ。
やりな
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

2.8

◯ DCEUの13作目にして最終作。
前作に引き続き、監督はヒットメーカーのJ・ワン「デビュー当時までさかのぼっても、僕はずっと家族を描いてきました」

《没頭度70%再見期待40%》
初見としてはあ
>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

◯B・リーとはまったく違うスタイルにしたかったと"酔拳"を選んだジャッキー。「きれいにポーズを取れるようにダンスの要素を取り入れたんだ」
☑︎ジャッキーのキャラ性
☑︎コミカルに凄い事をやる

《没頭
>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

3.0

◯ 『スタンド・バイ・ミー』のR・ライナーが監督。今作でキャシー・ベイツはアカデミー主演女優賞を受賞。
☑︎ Misery=「哀れ・惨めさ・悲嘆」

《没頭度60%再見期待60%》
内容的にも暗い印象
>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.5

◯A・ライスによる小説『夜明けのヴァンパイア』を原作。
トムがレスタトを演じることに著者やそのファンは猛反発。しかし完成された映画を観て著者がトムに謝罪をしたことは有名。
☑︎吸血鬼というウイルス
>>続きを読む

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.5

◯ PLANB、Apple studio
日本での劇場公開日が決まっていた中での戦略変更による急な公開中止。
自身のキャリアへの懸念により、大成功を収めていたマーベル作品から離れる事を決断したワッツ監
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

2.8

◯石原さとみが吉田監督作品への出演を熱望し直談判、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ作品。
吉田監督は『空白』撮影中に「今度はミキサー車の運転手の話を書きたいな」と思ったところが始まりと語る。
☑︎人それぞ
>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.0

◯2004年に実際に行われた朝鮮族組織一掃作戦をベースにしたカン・ユンソン初監督作品。
☑︎マブリーのアイドル的プロモ作

《没頭度70%再見期待50%》
残虐さと可笑さが絶妙な韓国バランス。
全体的
>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

2.3

◯「その人生を、ただ知りたかった」入江監督。
☑︎関連した事柄を知るにはよい

《没頭度60%再見期待30%》
周りの評価に過度に期待してしまった泣
おそらくこの作品を好きな人は"河合優実"と"実際の
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

-

◯ 今作でパルムドール2作連続受賞の快挙を成し遂げたR・オストルンド監督。
ヤヤを演じたC・ディーンは感染症が原因で急逝。この作品が遺作となった。
☑︎酔いやすい人注意
☑︎現代に生きる純粋な人々
>>続きを読む

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

3.8

◯COVID-19の影響で何度も延期され紆余曲折を経て、A・ピエールが主演に抜擢。
☑︎変わり種
☑︎自治体独立運営という米警察要素

《没頭度80%再見期待70%》
アクションとしては地味かもしれな
>>続きを読む

PROSPECT プロスペクト(2018年製作の映画)

3.0

◯新人監督ジーク・アールとクリス・コールドウェルが14年に製作した同名短編映画をもとに長編映画として完成
☑︎未来なのになんかレトロ

《没頭度70%再見期待50%》
わけわからん時代に
わけわからん
>>続きを読む

呪われし銀(2021年製作の映画)

3.5

◯「私達の世界には暴力という依存症のサイクルがある」S・エリス監督
☑︎"ジェヴォーダンの獣"から100年後
☑︎高級入れ歯物語

《没頭度80%再見期待60%》
今時珍しいほどのんびりした作品。
>>続きを読む

ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

2.0

◯スウェーデン発
《没頭度60%再見期待20%》
あまりにもブラックな企業には必要な研修かもね笑

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.8

◯J・オバーのアメコミ原作。
今作の撮影中に事故で亡くなってしまった主演ブランドン・リー。
単純なアクション映画では父ブルース・リーを越えられないと思い、挑んだ作品。
☑︎アレやコレ作品への影響与えま
>>続きを読む

赦し(2022年製作の映画)

3.5

◯アニメーターとしての顔も持つインド出身のチョウハン監督。
今作の撮影現場の役者はみんな辛そうにしていましたと語っている。
☑︎即興的演技を求める監督ならでは
☑︎松浦りょう

《没頭度80%再見期待
>>続きを読む

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.0

◯A24
「私達は多くのSNSやナルシシズムにはまり、自身に嫌悪しています。現代のコミニュケーションの仕方についての楽しい映画を作りたいと思いました」H・ライン監督
☑︎今時は銃より"スマホ"
☑︎一
>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

2.0

◯「ある意味、映画を観てもらうという行為は、みなさんを催眠にかけていることと同じだと思っています」ロドリゲス監督。
☑︎ドミノというよりオセロ?

《没頭度60%再見期待20%》
細かい事は気にしなさ
>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

◯45年前の『タクシードライバー』の頃から「何か起きることを待つ男を考えていた」とシュレイダー監督。
☑︎何度でも槍玉にあげられる米ネタ
☑︎人は変えれないのよ

《没頭度80%再見期待60%》
強迫
>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.5

◯アミリプール監督。構想のきっかけは、アメリカに移住した自らの「自分がよそ者だと自覚していた」子ども時代。
☑︎ニューオーリンズへの当て書き
☑︎サイケとテクノとコントロール

《没頭度70%再見期待
>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

◯ J・C・ブラウンのノンフィクション『ルネサンス修道女物語:聖と性のミクロストリア』から構想。
ヴァーホーベン監督「手段はどうあれ、完全に男が支配する社会と時代に彼女はそこまで登り詰めた」
☑︎歴史
>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

◯本作は、バラク・オバマ元大統領と夫人を製作総指揮に迎えた。エスメイル監督は結末について「賛否両論を招くのは分かっていた」と告白。
☑︎誰もが一度は想像しうる未来
☑︎人間同士、疑心暗鬼な恐怖

《没
>>続きを読む

ザ・ユニオン(2024年製作の映画)

2.5

◯M・ウォールバーグとH・ベリー初共演
☑︎58歳て…魔女ですやん
☑︎才能ありすぎ労働者階級

《没頭度60%再見期待40%》
ex boyfriend選んじゃうセンス!
たった2週間の訓練で覚醒!
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

2.3

◯ 前作は口コミで上映館拡大、半年以上公開などの経緯により、「2やるか」みたいな感じになったという今作。
☑︎小さい規模でどれだけやれるか
☑︎希少なお仕事で頑張る若者達

《没頭度60%再見期待30
>>続きを読む