つばきねこ

否定と肯定のつばきねこのネタバレレビュー・内容・結末

否定と肯定(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ホロコースト否定論者の理論の信憑性のなさ、差別主義者としての本質を法廷で暴いていくストーリー。法廷と言う特殊な条件下で勝つための「主人公もアウシュビッツ生存者も法廷に立たない」という戦略と、主人公の「私は私自身の良心のみ信じる」という信念との葛藤で苦しむ。
しかし、裁判を通して主人公は弁護団の正義・良心を信頼し、ともに闘う決意をする。
日本でも南京大虐殺、慰安婦問題など、すでに史実としても法廷でも「事実であった」と決着が着いているにもかかわらず、何度も蒸し返そうとする流れがあり、他人事と思えなかった。
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