らまんば

否定と肯定のらまんばのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.3
法廷劇。
開始2分でテーマがホロコーストだと知り、連休最終日の朝からなんて重たいテーマを選んでしまったのかと…。

実際にはテーマに見合わず重たい作りではなく、白熱した議論が見せ場となる多くの法廷劇とは違って、どちらかというと孤独と戦う描写が多かったという印象。

判決は下されるため1つの結論には辿り着くもののなんだかスッキリしない。

個人的に原告のアーヴィングは好きではないけど、彼の思想の自由や表現の自由、言論の自由はどこに??そう思うと裁判長の質問も納得はいく。

"感情"を一切封印して"事実と理屈"だけでもぎ取った勝利。
実際の裁判が判決に辿り着くまで6年も掛かったことを考えるとDebraは忍耐強くがんばったんだなー。

SILENCE is GOLD💰
その戦略を見せ付けられた作品。
らまんば

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