AYAKA

ぼくたちのチームのAYAKAのレビュー・感想・評価

ぼくたちのチーム(2016年製作の映画)
3.6
26.07.17 LGBTは自分の中で関心の高いイシューであるのでやはり進んで手が伸びます。しかしマイノリティを扱ってるからといって作品自体が重くなりすぎるわけではなくサラッと観れる。構成自体がティーンムービーみたい。主人公によるナレーションだったり画面構成など。
この映画で印象的だった「自分を偽ったら誰が自分になる?」という台詞。10代という年代だからこそ自分を精一杯表現できるはずのに、”本当の自分”をさらけ出してしまうと周りが離れていったり、これまで築いてきた世界が壊れてしまうと恐れたり、様々なものが障害となって隠したり偽ったりしなければならなくなる。それって苦しくて辛くていいことなんてない。
コナーはネッドがいたからこそ”自分らしくいよう”と思えたんじゃないだろうか。2人の関係がとてもよい距離感で描かれていて良かったです。
ネッドがコナーに誕生日プレゼントとしてハーモニカあげるシーン可愛すぎです!
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