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舐める女のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

舐める女(2016年製作の映画)
3.8
見合い結婚して一年の主婦カオル(七海なな)は、男の汗や体臭に異常な興奮を覚える匂いフェチだ。しかし夫は極度の潔癖症で、毎日が規則正しく過ぎて行く窮屈な生活に、カオルはストレスを抱えていた。今日も近所で練習する野球部員のシャツを盗み、変態的な自慰行為に耽っていた。そんなある日、汚れを拭いたティッシュをトイレに詰まらせてしまう。 彼女は早速修理業者を呼ぶが、汗だくになりながら作業する男の姿にまたもや興奮、汗の染みついたタオルをこっそり手にしバスルームでオナニーしてしまう。しかしそれを業者の男に気づかれてしまい、その日から彼との愛欲の日々が始まってしまうのだが…。 
匂いフェチのヒロインが汗臭い男と愛欲に耽り、潔癖症の夫がSMの女王様に調教され、自らの枷を外していくセクシー映画の定番の展開を、人間讃歌のように見せる城定秀夫監督の巧みな演出が、ヒロインの自慰シーンで倒れた牛乳などで効果的になっていて、フェティッシュで濃厚なセクシーシーンも楽しめるセクシー映画。
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