舐める女の作品情報・感想・評価

舐める女2016年製作の映画)

製作国:

上映時間:70分

3.7

あらすじ

「舐める女」に投稿された感想・評価

yaaa

yaaaの感想・評価

4.0
男のくっさい汗の匂いに欲情する妻と几帳面すぎる夫がこちらでズッコンあちらでバッコンして元の鞘に収まる話。
ピンク映画でよくあるプロットなんだが不思議と退屈することなく観れちゃう。少女漫画原作の恋愛もの観てる清々しさまで感じる。城定秀夫監督だから成せる技か。でいて絡みはねっちょりエロい。
主人公の男の汗の匂いに欲情するという性癖が、ドン引きや観てるこちらの股間を刺激する等の卑猥な感じでなく彼女のチャームポイントに見えるところが凄い。ピンク映画の定番他の男にやられるところも、もっと頑張って色々寝技を習得しなよと応援してしまう。
なぜかほんわかしてしまう。
最初の方にあるカットのつなぎも非常に気持ちよいところがあってよい。

劇中、「役者なんてエロVシネぐらいしか仕事がない」と嘆くところがあるが本作でも内トラ(内部のエキストラ)に役をとられているところがあって非情。
留

留の感想・評価

2.5
匂いの出る映画もあるようだが、基本的に映画は香りや味そのものを描けない。《舐める女》という題名のこの映画は《嗅ぐ女》として始まる。
アヴァン・タイトルでウブなメガネ女と几帳面メガネ男のノリの悪い初デート。男の汗を拭いたハンカチの匂いを嗅いで恍惚とする女のアップでタイトル、次のシーンはその男と結婚してベッドの上で行為中の2人。この流れはすごくいいが、セックスシーンはエロくもなんともないつまらないもの。
夫の神経質な几帳面さが描かれ、妻の男の体臭、臭いに欲情するさまが描かれる。高校球児が干したシャツやマラソンオヤジの帽子を盗んで自宅マンションでその臭いを嗅いで悶えオナニーに耽る。オナニー後の大量のティッシュをトイレに流したため、トイレが詰まり修理人を呼ぶ。トイレの詰まりを直している最中に、修理人のタオルを取って風呂場で悶える妻、「奥さん、終わりましたよ」と探す修理人、風呂場で和姦というお決まりの流れ。これから妻は定期的にトイレを詰まらせ修理人と情事を重ねる。
中盤以降、映画は意外というかトンデモな展開になる。堅物サラリーマンの夫は、取引先の接待でSMクラブに入り浸りMの調教を受ける。女王様の聖水を飲み、靴を舐め潔癖症から解放されていく。ただここでのSMプレイにしても、映画が見せたいSEX、オナニーといった「官能」シーンも実は全然面白くも扇情的でもないのが残念。
匂い、臭いによって官能が刺激されるというのを見せて欲しかった。この妻にとっての「性行為」は鼻で行われる。もっと男の腋や股間を嗅ぎまわって欲しかった。結局、嗅ぐは舐めるに発展していくし、ラスト、トイレを修理する夫の頬に流れる汗を舐める妻で終わるのではあるが。
メガネ夫婦とトイレ修理人と実は修理人の婚約者のSM嬢の4人の主要キャラクター、見ていて恥ずかしくないのが立派。
こういう映画って役者未満の人が多くて、見ていて恥ずかしくなるのだが(この映画では脇役の、もう一人のSM嬢が強烈に恥ずかしい!)、普通に見ていられる。
一つ大きな疑問点。メガネかけて性行為はしないでしょ?
もとはR18らしいがCS放送でR15に編集されているらしい。
kitrustz

kitrustzの感想・評価

3.5
夫婦は2度、恋をする。

ただのピンク映画に終わらない城定作品。
ちょっと夫婦生活の描き方があまり感情移入できない部分があったんだけど、それにしても脚本や、一つ一つのシーンの芸が細かくて笑ってしまった。サブキャラ達の演技も何気にいい。

あと、スッポンがあるんだったら家庭でのトイレのつまりくらいは自力で出来るようにせなアカンとちゃうか(´・ω・`)。
マシンボーイ的ピンク映画ベスト「韓国に嫁いだ女」の城定秀夫と七海ななのタッグ作品がついにリリースされましたよ!ワクワク

潔癖症の男と結婚した妻はその反動から臭いものに性的興奮を覚えるようになる
ある日、トイレの詰まりを直してもらおうと業者を呼ぶが、その男が汗っかきだったために妻は欲求を抑えられなくなり…、って話

うん、面白かった、ヒロインとその夫の微妙に歯車の噛み合わない感じも良かったし、キーパーソンとなる修理業者の男や第2の女のキャラクターも面白い
なにより、七海ななの可愛らしさ、汗っかき男のタオルを嗅ぐ恍惚の表情の頼もしさ!
そして後半、それぞれに別方向を向いていた物語がふわっと向き合い絡み合っていく感じな、城定秀夫マジック

ただまぁ、他のレビュアーさんの高評価に対してそこまでマシンボーイのスコアが伸びなかったのは、マシンボーイが高スコアを付けた他の城定作品「韓国に嫁いだ女」や「わたしはわたしOL葉子の深夜残業」「悦楽交差点」などに比べて、エモーショナルな展開が無かったことか?
ドラマチックな展開や狂気じみた登場人物がいる訳ではなく、想い合いながらも噛み合わない普通の夫婦が分かり合えるまでをエロという寓話で描いた物語なんで、そこまでのワクワク感を得られなかった

ただ修理業者の男の「好きなように舐めていいんだよ」って言葉によって、夫と自分との価値観の違いに抑圧されてきたヒロインが解放され羽ばたく姿には感動を禁じえませんでしたね
城定監督のエロいい話系の真骨頂はそこよなぁ、何らかの抑圧から解放される姿を描かせたら日本の映画業界で一二を争うよなぁ
あ、マシンボーイは真面目が過ぎる己の性格にいつも抑圧されています…、もっとはっちゃけたいぞ!

ちなみにマシンボーイが好きな匂いナンバー1は、寝起きのかわい子ちゃんのシャンプーと寝汗の匂いの混じった頭皮の香りです!くんかくんかさせろかわい子ちゃんめ!
みんなは何の匂いにぺろぺろなるんかな?是非みんなの爽やかなくんかくんかエピソード教えて欲しいぞ!
これはエロい。
エロ面白い。
主演の七海ななちゃんが本当に愛おしそうに臭いを嗅ぐ演技だけで見もの。
抑えきれない欲望を上手く描いていると思う。
やはりただのピンク映画ではなく、ちゃんと対照的な夫婦に焦点を当てて、最後にまとめているのも良い。

タイトルの「舐める女」というよりは「嗅ぐ女」だった。
R18版タイトルは「汗ばむ美乳妻 夫に背いた昼下がり」だそうで、どちらにせよ間違ってはいない。

面白いのは「悦楽交差点」も専業主婦だということ。
今の時代には専業主婦の方が少ないのかもしれないが、「団地妻」を筆頭として、専業主婦は性欲の隙がある要素として確立しているのだろう。
ライ

ライの感想・評価

3.5
今年の4月より仕事の通勤の関係で、
渋谷から新宿に経由が変わり、
映画鑑賞先の開拓が新宿に移りゆく中、
TOHO、ピカデリーに続いて初テアトルに行ってきました。
個人的には地下に映画館があるのは初です。
モダンな感じですね。

そして初の「OP PICTURES+ フェス 2017」に行ってまいりました。

18時30分の開始にも関わらず、
満席に近かったのでは。
毎年開催されている事もあり、
女性客も多くいました。
休憩無しの2本立て。
本作は最初の1本目です。

ラブコメはひとつのジャンルとして、
多くの方が愛されていますが、
本作はエロコメですね。
笑える場面が結構ありました(^^)

タイトルは「舐める女」ですが、
確かに舐めてはいましたが、
臭いフェチの人妻"カオル"です。
カオルはのフェチを求めて、
草野球で干していたシャツを盗んだり、
ランニングをしている帽子を盗んだり、
それを真空パックで保存していました。

その正反対の旦那は潔癖症。それも極度の(^_^;)
味覚は薄味。温度は28度設定。
まさか、旦那がサディスティックに目覚めてしまうとは。。。(^^)

上記だけの設定で笑えますよね~
SEXシーンは多いですけど、
会場内も笑い声が。。。(^^)
【36-7】「OP PICTURES+フェス2017」にて。
「臭う」と「嗅ぐ」について考えていた。しかし、タイトルはやはり「舐める」で良かったのだ、と思う。中盤の浅野とのやり取りも踏まえて。
夫の輝彦役が色んな人に見えました。
t

tの感想・評価

4.1
ただの匂いフェチ映画を超えた、笑えて切ない心洗われる傑作だった。
これまた対比と反復で魅せる、ひたすら上手い。牛乳と茶とか、夫が20時きっかりに帰宅するというのが良い。ピンク映画の本分(?)である絡みシーンもきちんとエロく撮られていると思う。
森羅万象さんの口調が好き
リズム、反復、反転、対照。美しく面白く教訓的でも無くて素晴らしい。
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