てぃだ

牝猫たちのてぃだのレビュー・感想・評価

牝猫たち(2016年製作の映画)
2.9
デリヘルの仕組みのお勉強になりました笑。風俗嬢が主人公・・なのに全然暗さがなくて随分とあっけらかんとしていてコメディ色が強くていいなぁと思ったけど案外そうでもなかった。ネカフェ難民等々ちょっと色々と社会問題を盛り込みすぎて撮っ散らかってる感じで、見せ方は間違いなく巧いのにあんまりしっくりこないし、せっかく3人も語り部がいるのにあんまり群像劇としての面白さが感じられなかったのが残念。3人の内一番面白かったのは息子さんもちの彼女。もちろん腹立つけどな。やっぱ日活ロマンポルノを語るからには飽くまでエロ主流で作るべきかと。社会の底辺で生きる人間たちを裸とエロを通して描くって、その志は見事だけど、そういう問題を前面に出されるとなんか違う。バランスって難しいねぇ
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