牝猫たちのＯASISのネタバレレビュー・内容・結末

男も女も、老いも若きも、人と人同士の繋がりが希薄である現在においても、コミュニケーションにわずらわしさを感じながらも誰か
に触れたい、外界と接点を持っていたいと願うだろうめんどくさい生き方を非常にめんどくさく描いていた。
エロスは全く感じず三人の女性の身体に興奮するものはなかったが、彼女らなりに形の見えない愛を何とか実体として捉え掴もうとする姿はか細く見えてもう無理して追いかけなくてもいいんだよと声をかけたくなった。