はのい

君の名前で僕を呼んでのはのいのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5
美しい2時間を過ごせました….
世界観が素晴らしい….

そして、切ない…..
(今エンドロール見ながら書いてますが、
ずっとT・シャラメ様な泣いてます….)

【あらすじ】
舞台は1983年北イタリア。17歳のエリオは、夏休みゆ父の助手をする学生の到着を待つ。
エリオの父はローマの美術史学を専門にしている大学教授で、毎年夏になると大学院生のインターンがやってくる。それがオリヴァーだった。
「自信家っぽい」とエリオの友人から評されたオリヴァーに対し、エリオは最初苦手意識を持つものの、自分の感情変化に気づいていく。


テーマは同性愛またはバイセクシャル
なのかと思いきや、
多分それ以上のメッセージがあった気がする


一部では、
舞台が80年代イタリアということで、
当時の同性愛に対する差別や偏見が描かれてないと批判されているそうだけど、
あえてそこを描かれていない理由は、
最後の主人公エリオの父の言葉で分かる

「多くの親は、早く終わらせたい(自分の息子が同性を好きになってしまったこと)と願い、
息子が冷静になることを祈る。
私は そういう親ではない。
感情を無視することはあまりに惜しい。」


….いい親すぎませんか???
最後のこのシーンに私は1番感動した


そして、タイトルにもある
「call me by your name」という
エリオとオリヴァー2人だけのルール。
お互いがお互いの半身であることを示す究極の一体感の表現が劇中に感じられる

ポスターのビジュアルも「二人の唯一無二の一体感」が表現されているそう


満足です。
はのい

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