IIDA

君の名前で僕を呼んでのIIDAのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

矯正施設に入れられる…とオリヴァーが電話の向こうで告げた瞬間ゾッとしてモヤモヤしていたこの作品の謎が解けた気がした。
1983年ってまだそんなに同性愛は迫害を受けていたの?!とショックだった。
あんなにスマホもペットボトルも出てこなくて人間がキラキラしてた時代だったと思って観てたのに!!!!・°°・(>_<)・°°・。
美しい景観の中の邸宅、優しい両親、暖かな使用人に友人達…まるで夢の中に出てくる天国のような場所で暮らすエリオのひと夏の青春かとなめて観てた頭にガツン!…
劇中、幾ら何でも邪魔だなと眉をひそめた程執拗に映り込む、蝿の意味さえわかった気がした。
美しい愛にたかる醜い同性愛差別を揶揄していたのかな。
賢者パパたその神言葉、涙を流すティモたその頬を柔らかく照らす暖炉の火、祭日の食卓を用意しながら心配そうに後ろから声をかけるママたそ…この場所があるからエリオは大丈夫な気がした。
それがないオリヴァーはいつか後悔しそう。
私だったら自分の名前で呼んでもいい相手なんてぜっっったいいない人生だから…あまりピンとこないシーンなんだが、よくよく考えるとそれって相手と一体というか…まじの一心同体??…ふたりでひとーつみたいな??本当に本当に本当に運命だったんだなーとこれ書いてて改めて差別偏見の壁さえなければと悔しさMAX(༎ຶ⌑༎ຶ)(༎ຶ⌑༎ຶ)
最初キモかったけどwいなくなってからじわじわくるアーミーハマーのミステリアス演技も良かった。
ティモたそはやっぱり天使\(^o^)/
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