『君の名前で僕を呼んで』(2017)
原題:Call Me by Your Name
監督:ルカ・グァダニーノ
17歳の少年のひと夏の美しくもほろ苦い思い出。同性愛をテーマにしているが、そのまま異性愛に置き換えても通用するほど偏見なくそれを扱っている。北イタリアの美しい風景も物語にマッチしており、評価が高いのも頷ける。
個人的には最初はそこまでハマらなかったが、最後の30分で評価がぐんと上がった。両親とも物分かりが良すぎるのが気にはなるものの、父親の愛情溢れる台詞とティモシー・シャラメの最後の表情にこの物語の良さが集約されている。