暗示的だったり、かなり詩的だったりして、台詞回しがちょっと難しかった。でもヨーロッパの夏の緑とか水の眩しい感じと、俳優さんの少年感、その頃独特の憧れと性が詰まった恋愛観がすごくマッチしてて、映像としてまず素敵だった。この頃のLGBTがどれだけ認知されていたのかは知らなかったけど、すごく特別で禁断って感じには寄せてなくてそこもよかった。
でも何と言ってもラストの数分~エンドロール中の映像がめちゃくちゃにいい。ただ座って泣いてる顔が映ってるだけだけど、演技がすごい。これでティモシー・シャラメが好きになった。