1983年、北イタリアの美しい避暑地が舞台の大いに夏を堪能できること間違いなし！
色彩や音、映像から日差しの温かさや夏草を揺らす風の心地良さ、主人公たちの汗や果樹の甘い匂いまでもが伝わってくる気がする素晴らしい作品です。
結末はともかく、美しく儚い関係性と相まって、2人が燃やす情熱は誰にも止められない瞬間が確かにあったと感じました。
劇中では主人公のお父さんが言った「人は早く立ち直ろうとして自分の心を削り取り、30歳までに枯渇させてしまう」というセリフが響きました。
テーマ曲のmystery of loveもこの映画を思い出させてくれる大好きな1曲となりました。
映像もストーリーも感性に訴えかけてくる芸術的作品だと思います。
