こたちゃん

君の名前で僕を呼んでのこたちゃんのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
1.7
【技術的なこと】
無意味なカットが多い。無意味なPANや振り下ろし。不自然なディゾり。動きの途中でカットが変わる。音楽がバツバツ切れる。整音が甘く引きのカットでガクンと音が小さくなる。FIXのカットでカメラが揺れている。意味も無くピントが来てない。画作りに統一感がない。アップショットを用いずに行動や間で心の変化を描写しているかと思ったらいきなり表情で見せようとする。素敵な景色で登場人物の内面を表現しているのに肝心なところで用いられていない。
【内容・脚本】
セックスの描写だけ丁寧に描きすぎていて結局何を訴えたいのか分からなくなる。すごい評価高いけど本当にこの映画面白い?私には1ミリも響かなかった。

最後にお父さんが長ったらしくいいこと風な言ってるときに、グラスに手を伸ばした動きをカメラで追っていて、まじかーとびっくりした。たいしたこと言ってないんだけど、でもこここの映画のまとめで確信なんだろ?グラスを取る動きはいらないし、最悪その動きしたとしても何でカメラまで追うんだよ……何があるのかと思ってすごいグラスに集中しちゃったからお父さんの話聞いてなくてほとんど理解出来なかったよ。