Garararara

国選弁護人ユン・ジンウォンのGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「私は罪を犯しました。人を死なせたんです」
負けたけど、罪を償う機会があって良かった。
ハッピーエンドにならないのは韓国あるある?

韓国だけじゃなく日本でもどこでもある、国が主体になり警察・法曹界・政府と企業の利益が一体になり、事件が起こり、捏造されていく。

2009年韓国ソウル市ヨンサン(龍山)区の再開発に伴う強制撤去現場で住民5人が死亡した 実際に起きた事件を元に


シンウ…警官により殺害
キム・シテク…警官、鎮圧中に死亡、

西大門(ソデムン)区の強制撤去現場
ソウル五輪の前に、行政が路上生活者を集めて作った町

国選:ユン・ジュンウォン弁護士
チャン・デソク…先輩弁護士
コン・スギョン…記者

披枝傷心(ピジサンシム)…朝鮮時代の古文、“ムダな枝は最初から切り落とせ”

撤去要員と警官の服をワザと似せ

ホン検事
「“公開命令“を要請します」「穏便に済ませよう。法律家同士だ」「では閲覧許可を出してください」「公開命令を申請すればいい」

“国選弁護人を辞任します”
小銭(100ウォン)、“金はいらないから、国は責任を認めろ”

キム・ジュンベ判事

キム・スマン…偽犯人、撤去要員、“警部補”の指示で清掃、最後の証人
ペン型録音機→別件家宅捜査で押収→破壊
→原本と偽ってコピー

息子を殺された父親2人

懲役3年

「私は罪を犯しました。人を死なせたんです」

訴訟をしたが、世間の関心は別の事件に移っていた
国家賠償訴訟でも敗訴
撤去も再開された
家屋は壊され
町は跡形もなく消えた

閉廷します

「国家というのは
犠牲になる人間と、奉仕する人間が必要だ
それが基盤となり維持される
パク・ジェンホが犠牲になり、私は奉仕をしたんだ
お前は?
結局何をした
何も分かってないくせに」

20230911 805
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