MaruFuku

ザ・フィクサー 前編、後編のMaruFukuのレビュー・感想・評価

2.8
テレビドラマ的なテンポの良さ。出来過ぎた演出はおそらく2時間ドラマなやつかと思われる。
災害に見せかけた事故により特定の株価を上げて大儲けする黒幕がいる、という陰謀もの。
列車事故のシーンはCGなかなかの迫力。
前後編分けたことでスッキリ観れる。
テレビドラマと思えば、あのクラスの仕掛けに関わる人が少な過ぎるとかアクションのキレがイマイチよね、とかもまぁ許せます。
アメリカのドラマが好きで、ストーリーもの(1回ごとに終わらないやつ)に疲れたときには(そんなことあるのか)、ちょうどいい作品だと思います。

冒頭、ある男の襲撃を受けて返り討ちにするドノバン・カーターという男の告白から始まる。海では貨物船の油田への衝突事故が。米国事故調査局の女性調査官モラロは撤退の命令を無視して航海データの入ったHDDを回収、その際に不審な男とすれ違う。HDDの中身は空になっており、ハリスという乗組員が行方不明、何1つ証拠が出てこないことから不審に思い調査を始めるが、命令違反で停職通告、船舶会社の弁護士など邪魔ばかり入る。
そこに、匿名で(ドノバンから)ここ数年の国内の大災害は仕組まれた事故だとタレコミが。モラロは家族を橋梁崩落事故で全員失くしていて、それも「奴ら」の仕業であり、ハリスも「奴ら」の仲間で、株価を操作したい依頼者から事故を引き起こす組織の存在が明らかになっていく。ドノバンとバディとなり調査を進めるが、モラロの身内に内通者もいて、モラロ自身も仕組まれて指名手配に…
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