ニコラス・ケイジがB級作品に出まくるようになった頃の作品でしょうか？
ちなみに、この作品が公開されたのは2016年ということで、この年ニコラス・ケイジの出演作品は5作品、翌年2017年は4作品、以降2018年は8作品、2019年は7作品と、「ほんまに作品選んでるんか？」というくらい様々な映画に出まくります。
もともとアカデミー賞主演男優賞を受賞したくらいのチカラのある俳優さんですから、どんな作品に出演しようとも、手を抜くことなく（…とボクは思ってますが…）、素晴らしい演技を見せてくれていると思っています。
今作は、いわゆる大金（4,000万ドル！？）を投じた壮大な戦争映画になっていますが、どこかチープで薄っぺらい印象は拭えない…。
ちなみに、2001年に公開されたマイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」は1億4,000万ドルの製作費を投じているわけで…そりゃ、安っぽくなるわな！と思います。
製作費の影響かどうかわかりませんが、今作の主人公ともいえる「巡洋艦インディアナポリス」が沈没してから、どこか“サバイバル映画”っぽくなってしまったのも、作品の趣旨からズレているような気がして…印象良くないです。
