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くるみ割り人形と秘密の王国のchaooonのレビュー・感想・評価

3.5
チャイコフスキーのバレエ組曲で有名な「くるみ割り人形」の世界をディズニーが映画化♪世界観の構成や造形の隅々までこだわった美術・映像表現が素晴らしく、流石はディズニーといった感じ♪
クラシックの音楽と美しい映像のマッチングがファンタジアを思わせる♪

梟の壁紙模様が鼠の柄に切り替わってたり、心がときめく仕掛けが巡らされていて心が躍る♪

クリスマスシーズンにぴったりな雪景色や装飾も素敵♪クリスマスプレゼントを紐で辿っていくアイデアが素敵♪これは我が家でも真似したいくらい◎

そこに加わるマッケンジー・フォイの麗しさ♡透き通る肌が美しく、知的で、凛とした、それでいてどこか色気がある♡この年齢でこの完成された造形♡「麗しい」ってこういうコのためにある言葉だなぁと実感♪♪ラストシーンの光るドレスがあまりにも綺麗♡

他のキャスト陣もモーガン・フリーマンにキーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンと実にボリューミー♪

ただゆったりしたストーリー展開に中盤から終盤にかけてウトウト…ちょっと物足りない感じではございました。

バレエの知識がないので、ありがたみがないのですが、劇中とエンドロールのバレエを踊るのが、かの有名なセルゲイ・ポルーニンとアフリカ系黒人女性初のプリンシパルのミスティ・コープランド。多分素晴らしいバレエなのだと思う反面、そちらの見せ方も物足りなさを感じて、見終わった後の感想としては、なんだか全体的に残念といったところでした。
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