「くるみ割り人形」の原作も、この映画自体もどんな映画という情報にはティザー以外見ずに観たので、後になってパッケージの意味がわかりました。
(だからそこにキーラ・ナイトレーが居るのね、的な)
ティザーで見た映像の美しさの期待を裏切らない本編の美しさ。(たまに裏切るのありますよね)
その世界に全く引けを取らないマッケンジーの美しさ。
インターステラーの時も大変魅力的な賢い子の役でしたが、今作でもそのイメージのまま、順調に美しく成長されてて素晴らしい。
お人形さんみたいで、「まつ毛の先まで美しい」ってこんな感じかと思いました。第2のアン・ハサウェイですね。(人間離れした整い美しさ)
お話は、大人からは物足りなく感じるかもしれませんが、本来これは子供のためのお話だと思うので、私はこれでいいと思います。
それでも大人にも鑑賞に堪えうる美しさとリアリティ、空気感があるので全く問題なく満足度の高い作品です。
1つ1つのシーンの表現が丁寧なのも見応えがあります。
その丁寧な表現から、台詞として言葉で表現はされないノン・バーバル(非言語)な部分が表現されているのを感じとって観ることができる作品になっています。
子供の目線から見ても非常に豊かな夢のある映像と、わかりやすいお話になっているし。
大人の目線から見ても見応えのある表現と、素晴らしいメッセージの作品に仕上がっていて、こんな映画を今の時代にも変わらず作ることができるって本当にすごいことだと思いました。
ディズニー恐るべし。