ニカイドウ

レザボア・ドッグスのニカイドウのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
3.5
まるでスタンダップコメディのような軽妙な会話。タランティーノや。笑
宝石強盗をするような悪いヤツらがほんまに意味のないくだらない会話をしてる。
ホワイトやらブラウン、ピンクとコードネームで呼び合いつつ、下品な話であわや喧嘩に…
どことなく日本のヤクザ映画の雰囲気も。(任侠映画じゃなくて)
コードネームの分かりやすさと軽妙な会話で、ヤクザもんに愛着が湧いてしまう不思議。笑
濃いタランティーノ。濃いカルピスくらい濃い。いや、原液か?
オレンジの正体が分かってからが面白い。
息子が工藤新一になって、ジョーが目暮警部に見えなくもないシーンも…観てる時は「?」ってなったけど、後からジワジワ来る。
ダラダラと続く会話の面白さこそがタランティーノの真骨頂なんはわかる。わかるんやけど、正直もうちょっとだけ短くまとめて欲しいとは思う。
けどね、タランティーノはこの監督第一作からずっと無駄話に時間使い続けてるからね。
これが確立されてるからね。改めてすごいよな。
短くまとめられるけど、しない!
っていうね。笑
嫌いじゃない。
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