メタ

トゥルー・グリットのメタのレビュー・感想・評価

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)
3.4

おっさんと少女


おっさんと少女という属性好き人には、とてもおすすめ。レオンしかり、ローガンしかり。

あの『ノーカントリー』のコーエン兄弟監督作!!

少女が父の仇をうとうとする話。
そして、その少女に雇われたのが保安官コクバーン(ジェフブリッジス演)。

コクバーンの訛りがすごい。
アメリカ人でも分からないほどらしい。その訛りのおかげで、これまたいいおっさん感が出ている。そして、強者の風格も。もごもご喋ってるのに、なぜかかっこいい。

少女は、勇気があるけど生意気で、まだ子供なのに一生懸命になっている姿は応援したくなる。聞き分けの悪いおっさんたちを動かすことのできる強さ、魅力があった。


少女が復讐を果たすその先には...
そして、真の勇者とは...

ただの西部劇で終わらないラストがいい。意外に考えさせられる展開だった。

テーマに、「代償」というものが見え隠れしていた。キリスト教に詳しいと、よりわかるのか。


あのマッドデイモンも出演。
メタ

メタ