【可愛い女の子たちのミステリー】
名門のミッション系女子高校で、女王だった生徒（飯豊まりえ）が屋上から転落死する。彼女は文学サークルの主催者でもあった。
追悼のために、サークルの副部長（清水富美加）が他のメンバーを招集し、それぞれ用意してきた作品を順番に朗読させる。それらは、女王の死因を自分なりに考えた内容になっていた・・・
女王の死の謎が、メンバーそれぞれの立場から追求され、真相が少しずつ明らかになっていくという構成がうまい。「深い」映画ではないが、それなりに楽しめると思う。また登場する６人の女の子たちはそれぞれに魅力的。
それにしても、この映画が公開されて6年、飯豊さんは顔立ちが変わってしまい、清水さんは宗教活動でいったん引退し、その後名前を変えて復帰している。世の中の変転は速い。
