仕事もいまいちで、恋人とも上手くいかないコメディライターのデヴィッドはボロボロな精神状態でありながらも平然を装いながら、余命わずかな末期ガンの母の為に実家に帰ることに…。
強いメッセージとかよりも、観ていてリアルに感じるなぁと思っていたら、監督の実体験ベースの作品でした。納得。
とにかくデヴィッドの優しさが凄い。こんなに優しい息子いるの?!ってくらい優しい。自分のゴタゴタや色々上手くいかないモヤモヤを抱えながら、父親との長年の確執もあったりするんだけど、お母さんにほんっっっとに優しくて、それ見てるだけで涙出る。
辛い闘病生活やそれを支える家族、暗くなりそうなのを、そうならないように家族が少しづつ優しさを持ち寄ってる感じが素敵だなと思ったし、映画自体も重くならないようにユーモアもあって、悲しいだけにならなくてとにかく優しさを感じる作品だった。
後半、デヴィッドがいっぱいいっぱいになるシーンがあるんだけど、あそこはボロボロ勝手に涙が溢れて止まらなかったよー。それでも優しいんだから尊敬するわ。私なら同じように出来る自信ないかも…。
ラストシーンが秀逸でした😢👏
ただ、どうしてもジェシー・プレモンスからトッド(ブレイキング・バッド)のイメージが抜けなくて💦 前半は、こんな優しいけど実はサイコ野郎でヤバいやつなのでは?!と頭が過ぎってしまった😂 さすがに後半は集中して観れたけど。笑
本作ではもう太ってたね。笑
2021-38