スティーブン・ソダーバーグ監督のケイパーコメディ。
ウェストバージニアに住む兄弟が、全米No.1モーターカーイベントNASCARのレース中に、金庫破りを試みる。
"Oceans Seven-Eleven"
おもろい!気に入った!
"Country Road"♪発祥の地を舞台にした、カントリー版『オーシャンズイレブン』。『オーシャンズイレブン』とは対照的なチームケイパーもので、田舎臭く土臭く野郎臭く、緊張感もないまま、ゆったりと、手際悪く、作戦が進行していく。ぐいぐい引き込まれるタイプの作品ではなかったが、豪華俳優陣のアンサンブルは楽しかったし、綿密でないようで綿密に練られた強盗計画にはしっかり一本取られた。
豪華なキャスト。いつものはっちゃけぶりを封印しているチャニング・テイタムと、ジェームズ・ボンドから解放されてイキイキしているダニエル・クレイグが特に輝いている。ローガン弟・片腕のバーテンダーを演じたアダム・ドライバーは、オフビートな笑いを生んでいた。
"Country Road"♪の歌唱シーン。あんなことされたら、パパ泣いちゃう。
不気味で意味深なラストは、熱血女性FBI捜査官(ヒラリー・スワンク)視点の続編を予感させる。
"You sucked my arm off!"
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