ダイセロス森本

ローガン・ラッキーのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)
5.0
さりげなく入れてくるボケに笑い、結構しっかり間抜けなところでしっかり笑い、ずっと笑っていられる不思議な力を持った映画。面白すぎるーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんといっても見どころはアダム・ドライバー。カイロレンのイメージしかない彼が、ここまで不思議ちゃんなことしてくれるとなんか急に親近感湧いてしまって、すごく今はまっているキャラクター。「フランシス・ハ」などのほかの作品も見たけれど、こんな不思議な役は今までなかったよね…。すごい好きです。

ローガン家の呪い…。兄は膝が悪く、弟は腕がない。(正式には”手”だよと訴えていました彼が)そんな悪運にとりつかれてしまっている町でも有名なローガン一家が企てる強盗。
脱獄させるところから、なぜか一緒に囚人服着てるアダム・ドライバーのボケに大笑いし、無事大金ゲットか?と思わせたところからの腕のハプニングやら最後の良さやら、何もかもパーフェクト。

ちと長いかな?とは思ったけれど、それでももっとアダム・ドライバー見ていたい!!!!って感じでした。(こりゃ完全に惚れてるわ)

オーシャンズ11シリーズのキャラクターを最大限アホにしたような作品ですが、これ最後の頭の良さには唸りますよ。素晴らしい兄。

ちょっと不思議な強盗でつながる人々、そして不思議な家族愛、不思議な友情。父と子なんていうシーンがあるとは思わなかったので泣かされちゃいましたねー。

キャラクターが全部良い、本当に活きているので、みんな楽しくて楽しくて、最高でした。これは一番楽しかったかも。普通に普通に、普通なのに楽しい。ここまで面白くて、地味だからこそ一番身近なものがあって、SFでは感じられないものをたくさんいただきました。


ウエストバージニア!!!!!!!マウントママーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!カントリーロード、テイクミーホーーーーム!!!!!!(大号泣)