ほにゃららちゃぴらら

アンチャーテッドのほにゃららちゃぴららのネタバレレビュー・内容・結末

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

元々原作ゲームのファンだった。
(アンチャーテッドシリーズ全作及びこの会社のゲームをリアルタイムでやり込んできた。)

後発に『ラスト・オブ・アス』というゲームも大人気を博した。そちらも海外ドラマ化している。

青春思い出ゲームです。

この映画の感想。

「どうしてこうなった。。」

トムホのネイト役はありって感じだった。
アクション性もあった。
それでも惜しい。トムホの問題ではない。

以下お気持ち表明。

製作者達はゲームをやったのか、はたまた全シリーズ最初から最後までプレイを見てるのか疑問に思った。

誰かに全ゲームシリーズで入れたいシーンを抜粋してもらい、誰かがそれらを脳内で自己流に繋ぎ合わせたりアレンジしただけ感を感じた。

原作愛を感じない。かなり薄めて水以外の違う飲み物で割ったカルピス感。カルピスの味もちょっとするにはする。

原作通りにする必要はないんだけど、
(そもそも尺的に無謀。そもそもアンチャーテッドっていうゲーム自体が『インディ・ジョーンズ』やアドベンチャー・アクション映画のパロディオマージュ的な洋画体験型ゲームであり、映画を超える映画体験がコンセプト。)

何が残念だったか書ききれないしたぶんブログ等に書いた方が良い。笑

特にサリーが残念としか言いようがない。
サリーのコレじゃない感が強い。もっと味がある愛すべきキャラなんだよね。

ストーリーや展開が全然違っても主要キャラは原作のニュアンスに近付けないとファンはおこでしょ。
聞いた話では元々サリー役のマーク・ウォールバーグはネイト役オファーだったそう。
そこはトムホで良かったと思う。
サリーがもっと適役かつサリーらしい魅力が出ている描き方ならここまで不満には思わなかったかな。あと超重要キャラが1作目に1ミリ出演もなかったけど良かったのこれは?

映画の中身としては『インディ・ジョーンズ』や他の冒険アクション映画でも済むわけで、『アンチャーテッド』のタイトルを掲げるならばキャラやキャラ同士の会話に愛着があるのにそこの表現力や空気を失敗したら意味がない。

ゲームの代表的シーンの再現は一部あった。
シリーズで膨大にある中から本当に一部。
冒険規模のスケールも小さい。
ゲームに比べたらだいぶ小さい。
謎解きも。

なんか言いたい事だらけだけど、後半特に迫力はあるにはあるから退屈はしない映画だとは思う。

ゲーム体験だからこその魅力にはかなり劣るけどこれでゲーム版に興味が湧いた層も居るんだったらwinwinなのかな。

約14年前に私が感銘を受けたゲーム作品が、こんなもんかと思われるぐらいなら、なくても良かったなと思ってしまった。

ゲームやってない人からはどう映ってるんだろう。既に続編を匂わせていた。