マロ

トルナトーレ 我が映画人生のマロのレビュー・感想・評価

3.8
ニューシネマパラダイスが大好きなので鑑賞。映画監督になるまでの背景、故郷のシチリアに対する想い、人間に対する探求心の深さを知ることができた。

若き日にカメラを片手に、多くの人々を撮影したトルナトーレ監督。市井に生きる人々にはひとりひとりがそれぞれの物語を持っていること、それらの物語を通して人々への理解や尊敬を深めていったように思う。

彼自身も、映画作りにおいて、物語こそが最も大切だと述べていた。

彼の作品をすべて見たわけではないけれど、作品の根底には人々への愛情が注がれており、もっとたくさんの彼の作品を見たいと思う。
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