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君の膵臓をたべたいのコのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
2.8
中高生だらけの劇場は久々で映画前からストレスが溜まりまくり。

【ネタバレ若干アリ】

クラスで全く対照的な立ち位置の2人が主役。内気で本大好きな図書委員のハルキとクラスのアイドル的存在のサクラ。
この真反対の2人がサクラの病気とサクラが記している”共病文庫”を通してお互いを唯一無二の存在と認知していく構造。

ヒロインのサクラがめちゃくちゃ台本っぽいセリフを放つのは置いておいて、サクラの内面がとにかく擁護しきれないくらいにヒドイ。
終始サクラに振り回されるハルキ。
ホテルでわざと相部屋にされたり、一緒に寝よーとか、シャワー浴びてく?とか、イケナイコトしたい、、とか、ハグとか、ひたすら謎の誘惑に流される内気なハルキ。
当然、クラスの仲間、元彼、サクラの親友恭子から反感の目。
ハルキがイジメられたり、シューズ捨てられたり、殴られたりしても、『え〜〜、私たちはただの仲良しだよ〜〜』とかニコニコしながら真剣に止める気なし。。
とんだ極悪人だなー、、、終始振り回すサクラにイライラ、、。


ストーリーでいえば、この真反対の2人は共病文庫を通じて出会い、共病文庫を通して距離を縮めた、、。
なら最後も共病文庫でしめようよ!!!
ラストの共病文庫で涙。からの恭子への手紙で涙。からのハルキへの手紙、、、、長い!くどい!
共病文庫で終わらせてくれ。
あと12年はちょっと経過しすぎ。さすがに時間経ちすぎ。
あとハルキ恭子へ手紙渡すタイミング悪すぎ。さすがに空気は読もう。上地置いてけぼりじゃんか、、。


すごく細かいところを言えば、図書館でガムをもらうとき図書委員で本大好きなんだから、『ここ図書館だから飲食禁止だよ』的なこと言えなかったかな〜〜笑
そう言うけど結局ガムもらう、みたいな感じが良いな〜〜と。


自分は原作を読みたいと思いました。
コ