北村匠海の演技が好きだった。小栗旬とのリンクも完璧。顔はけっこう違うのに、この人が成長してこうなったんだなっていうのが目線の動き一つとってみても良く分かる。
浜辺美波は、こういう演技してもウザくならない稀有な存在かもなと思った。目の奥が優しいからかな、なんでだろう。包容力を感じる、というか。
ラブコメなシーンがクスクス笑えてそれも大きな魅力だと思った。派手なBGMも少女漫画みたいな甘いセリフもない中で(音楽が全部ピアノメインでとても素敵)、とんでもなくキュンキュンしてしまったのは奇妙な感覚。北村くんの女の子慣れしてない感が凄くて本当にリアルで、でも気持ち悪くないのは顔のせいだけじゃないと思う。
もうずっと、桜良めちゃくちゃこの人のこと好きじゃん！っていうのが女子なら分かるよね？笑 だから序盤からけっこう泣けてしまった。
こう大きな喪失の空気が終始漂う物語の中で、図書館という過去現在未来を介在する場所がずっと存在していたのが2人にとっても、私たちにとっても救いだった。ついでに言うとこういう1人でずっと本読んでる系男子、昔からめっちゃ好きです。笑
