タイトル、サムネ、予告編だけを見たら、一見、「ただの恋愛映画かよ」って思われてもおかしくないけど、そんな偏見をくつがえしてくる面白さと感動が詰まった作品。
夏休みの田舎のほのぼの感と青春ラブストーリー感を上手く掛け合わせ、感動や親近感をそそりながらも、たまにくるコメディ要素で笑いをしっかり生んでいる。
よくある大人にあった主人公が、学生時代の頃の話を見せていく回想パターンで、序盤は、メインは学生時代で話が進むのでこの見せ方は不要かなと思いきや、だんだんと、この構成である意味が出てきて、最後には感動を生み出してる。
そして、現実と過去の切り替わりの見せ方がかなり自然で美しい。違和感を全く感じなかった。
ところどころに名言を組み込んできてて、「生きる」ってどういうことなんだろうっていうことを教えてくれる哲学的な作品としても感じられ、人生に悩んだ時期に見ると自分に刺さる作品。
あと、浜辺美波さんのあざとさ全開の演技は個人的にめっちゃ好き。笑
女子のかわいさの引き出し方がよくわかってるなって感じめっちゃするし、もはやこの映画の監督の性癖や趣味出てるんじゃないかってぐらい良い意味ですごかったwある意味尊敬w
泣ける映画を見たい人は是非オススメします!