このレビューはネタバレを含みます
まず、ナメてたごめんなさいって言いたい
タイトルからしてどこか甘ったるくて、俗に言うベタってやつなのかなの印象しかなかった。
北村匠海さんが地味キャラってのはなんとなくピンとはこなかったけども、
そんなことを差し置いてまでもよくできたストーリー
伏線の回収からしっかりと裏切ってくれる展開
それぞれの距離感やそれぞれの心情
登場人物がハッキリとしてるだけあって、感情移入できる場がとても広く作られている。
「そんなに私のこと大事に思ってくれてる
？」「とても」
この一言の返しだけでも強く訴えかけてくれるものがあった。印象的。安っぽいセリフじゃない。
最後の「サクラ」がみたいっていうところからもさらに世界を広げてくれる。
きっと春樹くんは名前を呼ばなかっただろうけど、一緒に桜を見るだけで桜良さんは幸せだったのじゃないだろうかと
