すすば

怒りの荒野のすすばのレビュー・感想・評価

怒りの荒野(1967年製作の映画)
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街にやってきたガンマンに憧れて弟子入りした青年の話。青年は一流のガンマンになり、やがて師匠と共に栄光を手にするが……。みたいな。
最後に師匠と恩人の間で板挟みになった主人公が、師匠に教えてもらった教訓を全部生かして師匠を殺すのがド定番だけどしっかり面白かった。師匠の非情さに疑問を持ち、師匠に背きたくはないが……と葛藤する姿も萌えた。
さらに師匠を殺した主人公が銃を投げ捨てて空いた右手で友人と手を繋いで街を去っていくのが、ホモソーシャルで栄光を手にしたあとそこを脱却していく男だ〜!とテンションが上がった。今まで見た西部劇のなかでも指折りに好き。
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