大昔、公開された時に映画館で観て、主人公の部屋のインテリアに憧れて憧れて自分の部屋を天井も壁も床も灰色トーンにリフォームしたことがあったw
80年代のその個人的な思い出とコケテッシュで妖精のような主人公パスカル・オジェの個性的な容姿と声だけは覚えていたのだけれどストーリーはすっかり忘れていた
で、久しぶりに観てみたら、
こんなストーリーだったのだね…
若い時には面白く感じたはずだけれど今観たら陳腐に感じて主人公にイラッとしてしまったw
映画のせいではなく自分が変わった(年取った)だけの話だけれど…
パスカル・オジェがこの映画の2ヶ月後に心臓発作で急逝したというのも当時は話題だった。でも彼女の個性はこの映画一本だけでも十二分に発揮されていたし事実自分の記憶にもしっかりと残っている
ロメールの映画の中ではモード系洒落感が全面に出ているという点で少し異色なのかも…
因みに主人公の一夜の浮気相手を演じるクリスチャン•ヴァディムはカトリーヌ•ドゥヌーブとロジェ•ヴァディム監督の間の一人息子で、これも当時話題だったな